どうも、ピロコです。
今日もシニアの心配ごと、運転についてのお話です！
高齢者の免許証返納。
ご本人はまだまだ大丈夫と思っていても、家族にとっては大きな心配のひとつですね。
少し前、私の自動車保険の元お客様で８０歳を過ぎたＯさんがいました。
とある理由でお引き受けし、３年ちょっとくらいの短いお付き合いでした。
Ｏさんは運転をご家族から反対されていて、免許証の返納を求められていました。しかし、Ｏさんはそれを強く拒み、運転を続けました。
おそらく同じように高齢の親御さんの説得がうまくいかないご家庭がたくさんあるのでは？と思います。
運転をしてしまう以上、保険に入らないわけにはいかず・・・。
そこで、お引受けの前にＯさんの娘さんとお話させていただきました。
Ｏさんといくつかの約束事を決めていること、Ｏさんの運転にご家族で気を配っていること、などなど。聞かせていただきました。
ある日。Ｏさんから自動車保険を解約したいと連絡が来ました。
娘さんに免許証を返納されてしまったと言うのです。
（原則本人以外の人が勝手に返納することはできないようです。）
いずれにしても、Ｏさんが運転を卒業する良いチャンスでした。
Ｏさんは諦めきれないような様子ではありましたが、きっとご家族も切なく心苦しい決断だったと思います。
親が最近同じことを何度も言う。
勘違いばかりする。
車をよくぶつける。
運転が心配になってきた。
いろいろなことで感じる親の衰えを、見たくないと思ったり、認めたくないと思ったり。私たち子どもも切なくさみしさを感じる場面が増えていきます。
でも、老いは自然の摂理。
寄り添い心配ごとが増えないように、手伝っていけるといいなと思います。
そうそう。
私も父親の運転について、少し家族で話すことが出来ました。
それについても、また今度お知らせしますね。