おかんにとって終活は勉強?!~学生さんのお手伝い②

終活・シニアが学生さんをお手伝い

どうも、ピロコです。
今回は前回の続きで終活をテーマに卒論に取り組んでいる、大学生Sさんのお手伝いをしたお話です。シニア達にとっては初のzoomミーティングデビューです。

少しでも学生さんの役に立てればという気持ちで協力させていただいたのですが私にとっても再発見があり、大変貴重な時間となりました。
今回はそのお話を少し。

質問 : 終活ノートはどのくらいの感覚で見直していますか?

 ⇒ 半年前に書いたんだけど、これから先のことを考えるとこうしておけばいいと言うのが思い浮かんできて、直したいなと思うね。

Sさん ⇒ 生活していく中でやっぱり気持ちの変化があるように、エンディングも修正していきたいっていう気持ちが芽生えるんですかね。

ピロコ ⇒ そうだと思います!若い人は意識して1年に1回、見直す日を決めるといいんだけど、シニアの人達は日々なにか書き直しておこうかなって言うのがでてくるのかもしれないね。

 ⇒ 我々はもう後がないからね(笑)

質問 : 終活をして良かったなと思うことはありますか?

母 : いっぱいありますけども。うーん。生きてる間のいろんなことはお父さんとふたりだけで決めればいいんだなぁなんて思っていたものが、終活を勉強してそうじゃないんだなって思いました。元気なうちが大事なんだなって。簡単なことを言うと例えば私が亡くなったとするでしょ。遺影も簡単に思ってたんだけど。お父さんのもの、私のものだって。私達が元気なうちにね、そろえておいた方がいいって勉強したんです。亡くなってから誰かが決めてくれるっていうんじゃなくて、私が決めた方がいいって。お金のこともね。

ピロコ : (いろんなことを)ふたりで決めればいい、ふたりでわかっていればいいと思っていたけれど、そうじゃないんだって知った。それを知れたことが良かったっていうことだ思います。たぶん、まとめると(笑)

質問 : ちょっと難しい質問になるかもしれないんですが。なんで終活をやる前はご夫婦ふたりの間だけで決めればいいって思っていたのか、疑問に思いました。

 : うん、別に理由はないんだけども・・・

ピロコ : あの、私。仕事上高齢者の方達によく会うんだけど。終活の話になるとよく言われるのは、死んだ後のことまで知らないさぁって。死んだ後のことは子ども達がやるでしょって言う人多いよ。自分が亡くなった後にそれきっかけにいろいろ問題が起きたりするかもしれないこととか、世間でいろいろ起きてることを知らないんだと思うんだよね。

Sさん : お元気なうちだと、ふたりだけでやっていけると思ってしまうけど。やっぱり残された方々がちょっと問題になってしまうというのが、最近徐々に広まってきて。こういう風に終活を始める方が増えたっていうのが最近の傾向で、ひとつの例がピロコさんの家庭なのかなって感じました。



この他にもたくさんの発見や気づきがありました。
そうそう。母は終活を勉強、勉強と言っていました。勉強させてもらって、いろんなことがわかって楽しいとも言ってました。
いくつになっても新しいことを知る、新しいことに取り組むって素晴らしいことなんですね。

そして後日いただいたインタビューのテープ起こしを読んでびっくり!
私達親子の文章があまりにまとまってなく、Sさんがうまくまとめて進行してくださったのがよくわかりました。ありがとうございました~

今回のインタビュー。
Sさんにどのくらい貢献できたか。。。不安ですが(^_^;)
私も両親もすこしでも若者の役に立てたかもしれない!と思うだけでホントに楽しかったです(*^_^*)

そして若い方々にもどんどん終活に興味を持ってもらって、いつか高齢だからとか、持病があるからとか特別な理由なく、誰でも自然とさらっと終活をする世の中になるといいなと思いました(*^_^*)